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なんこじんじゃ(南湖神社)は、大正11年(1921年)にたてられた神社です。

1800年代に白河をおさめていた、松平定信公(まつだいらさだのぶこう)を神様としておまつりしています。

松平定信公がつくられた、なんここうえん(南湖公園)の中にあり、一年中たくさんの方がお参りに来られます。

やくよけ・交通安全・家内安全・えんむすびなど,あらゆるねがいごとをかなえる神様としてゆうめいです。

また、さいきんは定信公が学問をきわめられた人であるということから高校や大学の合格をきがんする人がふえています。

また、けいだいにはご神木のらくおうざくら(楽翁桜)という大きなシダレザクラがあり、その花を見にたくさんの方がおみえになります。

らくおうざくら(楽翁桜)は南湖公園が作られたときに植えられたと伝えられるさくらの木で、木の年れいは210年といわれています。

90年前に南湖神社が作られたときに、このさくらの木のわきを通って神社に行けるように道を作ったのだそうです。





らくおうざくら(楽翁桜)












松平定信公(まつだいらさだのぶこう)は26歳で白河はんのとのさまになられましたが、

ちょうどそのころあちこちで大ききんが起こっていて、人々はうえに苦しんでいました。

そのため、定信公は関西からたくさんの米や食物を持ってきて白河の人たちにくばったのです。

その結果、白河はんからはうえ死にする人が一人も出なかったといわれています。

また、身分に関係なくだれでもきがるに楽しむことのできる場所として、「南湖公園(なんここうえん)」を作るなど、

りっぱな政治をなさったとのさまとして現在もかたりつがれています。

南湖神社は、その松平定信公を神様としておまつりしているのです。




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