あなたのお家には、神棚はありますか?
お札はきちんとおまつりされていますか?






神棚にはお札を中に入れる扉が1つのもの・3つのもの5つ以上のものと
いくつか種類がありますが、ここでは3つ扉のものを中心にご説明いたします。

神棚におまつりするお札は大きく分けて3種類あります。

@ 天照皇大神宮(アマテラス様のお札・お伊勢様のお札といわれます)
   神棚の中央の扉におまつりします。

A 氏神様(産土神)の・近くの神様のお札
   神棚に向かって右側の扉におまつりします。

B 崇敬神社(地元ではないが、常々崇敬している神社)の・遠くの神様のお札
  
神棚に向かって左側の扉におまつりします。
   また、旅先に立ち寄ってお札を受けた場合もここにおまつりします。






神棚の向き(方角)について

お札が南か東に向くように(お日様の通り道を向くように)神棚を設置します。

ただし、マンションやアパートの間取りによっては南や東に向けて設置することが難しい場合があります。

その場合は、方角にこだわらなくて結構ですがなるべく明るく、家族がいつも集まるような場所を選ぶようにしてください





神棚がない場合

タンスや本棚などの上に白い紙か白い布(ハンカチや白布)を敷きますと神棚の代わりの清浄なる空間になります。そこにお札をおまつりしてください。

この場合も、居間などの家族が集まる場所の北側・西側の一角に、南側か東側を向くようにおまつりしてください。





神棚にお供えするもの

榊などの常緑樹・米・塩・水・お神酒などをお供えします。これらは、準備できる範囲でかまいません。

季節の初物やお土産をいただいたら、ご神前にお供えしてからいただきましょう。




お供えの仕方の一例




おまいりのしかた

神社にお参りするときと同じ作法で、すなわち

二礼(深くおじぎを二回します)
二拍手(手を二回たたきます)
一礼(深くおじぎを一回します)


を行います。


神棚のおやしろに収まらない大きなお札(木札・箱札など)はおやしろの外側に立て掛けるようにしておまつりします。

年末には神棚を大掃除して、古いお札を新しいものに取り換える習慣をつけましょう。

古いお札は近くの神社に持っていけば「お焚き上げ」をしてくれます。

また、地域のどんど焼きなどの行事を利用するのもよいでしょう。

新しいお札はより強い力で私たちを守ってくださいます。

古くなったお札は今までのご加護に感謝して地域の氏神様にお納めいたしましょう。




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