大祓とは

半年間にたまった人間や社会のの罪・けがれを祓い去り、新たに迎える半年の無病息災・厄難消除を祈る古来から行われてきた行事です。
毎年2回、6月30日と12月31日に宮中や伊勢神宮を始めとする全国の神社で行われています。
6月の大祓を「夏越大祓(なごしのおおはらい)」12月の大祓を「年越大祓(としこしのおおはらい)」といいます。




大祓の時に用いられるのは「人形(ひとがた)」と「車形(くるまがた)」です。

人形(ひとがた)

 @ 1枚につき、1人の名前と生年月日を書きます(1枚に何人もの名前を書かないようにしましょう)
   
   A  人形を手に取り、その人の体の痛い部分・病んでいる部分を丁寧になでます

   B 最後に、人形に息をフーッと3回吹きかけます。

    ・・・・こうすることで、身体の悪い部分がすべて人形に移るといわれています。





車形(くるまがた)

@ 1枚につき1台の車のナンバー・主に運転する方の名前を記入します

  A 車形を手に取り、車のエンジン部分と四隅、もしもへこんだりキズがついた箇所があったらそこを丁寧になでます

   ・・・・こうすることで車についた災厄を車形に移すことができます。


人形・車形に厄を移し終わったら、それを袋に入れ、御初穂料を添えて神社までお持ちください。
年越大祓は12月31日に行われますが、当日ご都合が悪い場合は前もってお持ちいただいても構いません。
また、郵送にても大祓を受け付けております。

12月31日の大祓を受けられた方々には、後日家内安全と交通安全の祈願をこめた神札をお送りいたします。




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