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楽翁桜祭
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御神木「楽翁桜」の開花にあわせ、毎年4月上旬〜5月連休まで開催されているお祭りです。
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〜楽翁桜の由来〜
南湖神社参道には大きなシダレザクラの木があり、毎年4月には 美しい花を咲かせています。
この桜は松平定信公が南湖を築庭された折に植えられたものといわれ、樹齢は200年を超えています。
樹の太さは250cmを超え、一部の枝は地面にまで垂れ下がるほど伸びています。
楽翁桜という名前は定信公の雅号から取られたものであり、その美しさは古くから
白河の人々の目を楽しませて参りました。
また、南湖神社が大正11年に創建された折、この桜が参道の中ほどになるように考えられたと
伝えられています。
樹の姿はベニシダレザクラの一種とみられ、紅色が色濃く、小さく可憐な花がたくさん咲く
珍しいものといわれています。
さらに樹の姿は枝が四方八方に張り出し、まるで傘を差したようであり桜の花が咲いた折には
根元から見上げると天空に花の絨毯が 敷かれているようにみられ
「まことに姿がよい」と評判であります。
最近は全国各地より桜ツアーなどで楽翁桜を愛でにお越しになる方が急増しています
なお、期間中には「春の限定朱印」が頒布されます。
平成27年にはTV番組の生放送で楽翁桜が全国に紹介され
歌手の谷村新司さんが満開の桜の下で歌を披露する機会に恵まれました。
(令和5年10月追記)
谷村新司さん逝去の報に接し
謹んでお悔やみ申し上げ、御霊の安寧を心よりお祈り申し上げます。
なお、震災で損壊した常夜灯・灯篭の工事が終了したため
夜間には常夜灯に灯りのともった境内でゆったりと夜桜をお楽しみいただけるようになりました。
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